幸運の手紙(読み)こううんのてがみ

精選版 日本国語大辞典 「幸運の手紙」の意味・読み・例文・類語

こううん【幸運】 の 手紙(てがみ)

  1. 幸福の予言と呪いとを内容とする文句をしるした手紙。受け取った者は同内容の手紙を、決められた期間に決められた枚数だけ発送する。それを果たすと幸福に、果たさないと不幸になるというもの。大正末期に大流行し、以後もたびたび行なわれ、社会問題となる。幸福の手紙。
    1. [初出の実例]「幸運の手紙が私のところへも届いた」(出典:人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む