幹山伝七(読み)かんざん でんしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「幹山伝七」の解説

幹山伝七 かんざん-でんしち

1821-1890 幕末-明治時代の陶工
文政4年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩の御用窯湖東焼にかかえられるが,文久2年京都にいき,のち清水に窯をきずく。維新後西洋絵具の使用法をワグネルにまなび,洋風磁器をやく。明治5年以降は乾山伝七を名のり,6年のウィーン万国博などに出品した。明治23年2月28日死去。70歳。尾張(おわり)(愛知県)出身本姓加藤。初名は繁次郎,孝兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む