幹竹割(読み)カラタケワリ

デジタル大辞泉 「幹竹割」の意味・読み・例文・類語

からたけ‐わり【幹竹割(り)】

幹竹を割るように、物を縦に勢いよく切り裂くこと。多く、人を刀で切るときの形容に用いる。「真っ向幹竹割

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精選版 日本国語大辞典 「幹竹割」の意味・読み・例文・類語

からたけ‐わり【幹竹割】

  1. 〘 名詞 〙 幹竹を割るように、まっすぐに勢いよく切り下げること。からたけ。
    1. [初出の実例]「取り直いておこさずば、から竹割にしてやらう」(出典:虎寛本狂言・太刀奪(室町末‐近世初))
    2. 「慌忙(あはてふため)き逃んとする、玖馬が背(そびら)を乾竹割(カラタケワリ)」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)残)

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