幻想即興曲(読み)ゲンソウソッキョウキョク

デジタル大辞泉 「幻想即興曲」の意味・読み・例文・類語

げんそうそっきょうきょく〔ゲンサウソクキヨウキヨク〕【幻想即興曲】

原題、〈フランスFantaisie-Impromptuショパンのピアノ曲、即興曲第4番の名称。嬰ハ短調。1834年頃に作曲。ショパンの死後友人により名付けられ、出版された。

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精選版 日本国語大辞典 「幻想即興曲」の意味・読み・例文・類語

げんそうそっきょうきょくゲンサウソクキョウキョク【幻想即興曲】

  1. ( 原題[フランス語] Fantaisie Impromptu ) ピアノ曲。ショパン作曲。嬰ハ短調、作品六六。一八三四年作。中間部のカンタービレ旋律の美しさから、ショパンの死後「幻想」の名がつけられた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「幻想即興曲」の意味・わかりやすい解説

幻想即興曲
げんそうそっきょうきょく
Fantasieimpromptu

ショパンのピアノ曲。 op.66。 1834年作。嬰ハ短調。死後 1855年に出版。

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