デュ・ベール(その他表記)Du Vair, Guillaume

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デュ・ベール」の意味・わかりやすい解説

デュ・ベール
Du Vair, Guillaume

[生]1556.3.7. パリ
[没]1621.8.31. トナーンス
フランスの哲学者,政治家。パリ高等法院の高官となり,政治的混乱期に平和を求めて尽力,アンリ4世の登位推進。 1599年エクス高等法院長,1617年リジュー司教。哲学者としてストア哲学再興普及に力があったほか,文芸評論の面でも F.マレルブらに影響を与えた。主著ストア派道徳哲学』 La Philosophie morale des Stoïques (1603頃) 。

デュベール
Duvert, Tony

[生]1945
フランスの小説家。常に性,そして同性愛主題として,しばしばポルノ的とも評される。『幻想風景』 Paysage de fantaisie (1973) によってメディシス賞獲得。ほかに『再犯』 Récidive (67) ,ありのままに少年愛世界を語った『罪なき者の日記』 Journal d'un innocent (76) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む