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幻氷 げんぴょう

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大辞林 第三版の解説

げんぴょう【幻氷】

流氷で冷却された空気の上に暖かい空気が流れ込んで起きる蜃気楼しんきろう。水平線の上に流氷が浮かび上がって見える。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とっさの日本語便利帳の解説

幻氷

幻氷は南極やオホーツク海見られるものだが、蜃気楼の一種で、流氷が作るものといわれている。蜃気楼は漢語で、日本では春に富山湾に発生するものが有名。古く中国で、大きな蜃(はまぐり)の口から吐き出されるものといわれていた。そのいわれは知れなくとも、蜃気楼は完全に日本語化している。海市(かいし)とも書く。
酔うて漂ふ深夜の海市誰彼失せ\楠本憲吉
流氷がつくる幻氷も、酷寒地方の海の氷が溶ける春に入ってからである。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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