幽咽(読み)ゆうえつ

精選版 日本国語大辞典 「幽咽」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えつイウ‥【幽咽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) かすかにむせびなくこと。また、そのさまや、そのような音。
    1. [初出の実例]「長楽の歌の声は 鳳皇管の裏に幽咽す〈公乗億〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔庾信‐秦州天水郡麦積崖仏龕銘〕

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普及版 字通 「幽咽」の読み・字形・画数・意味

【幽咽】ゆう(いう)えつ

むせぶような声。〔三秦記〕(西関)其の上にりて四す。俗の歌に曰く、頭(ろうとう)の水 鳴聲幽咽す 遙かに秦川をみ 心肝(しんかん)斷すと。長安を去ること千里、~故し、悲思して歌ひ、則ち死するり。

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