幽寂(読み)ユウジャク

デジタル大辞泉 「幽寂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐じゃく〔イウ‐〕【幽寂】

[名・形動]奥深くひっそりと静かなこと。また、そのさま。「古寺幽寂境内

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幽寂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐じゃく イウ‥【幽寂】

〘名〙 (形動) 奥ぶかくてひっそりしていること。うすぐらくてさびしいこと。また、そのさま。
家伝(760頃)下「囹圄幽寂、嘉石苔生」
武蔵野(1898)〈国木田独歩〉三「時雨の音に至てはこれほど幽寂のものはない」

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普及版 字通 「幽寂」の読み・字形・画数・意味

【幽寂】ゆうせき

もの静か。

字通「幽」の項目を見る

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