幽憂(読み)ゆうゆう

精選版 日本国語大辞典 「幽憂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ゆうイウイウ【幽憂】

  1. 〘 名詞 〙 胸に深くおさめているうれい。また、うれい悩んでふさぎこむこと。
    1. [初出の実例]「皇太夫人為幽憂久廃人事」(出典続日本紀‐天平九年(737)一二月丙寅)
    2. [その他の文献]〔荘子‐譲王〕

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普及版 字通 「幽憂」の読み・字形・画数・意味

【幽憂】ゆうゆう(いういう)

鬱病。宋・欧陽脩〔楊を送る序〕予(われ)嘗(かつ)て幽憂の疾り。~にして琴を友人孫に學び、宮聲數引を受け、久しうして之れを樂しむ。疾の其の體に在るを知らざるなり。

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