幽憂(読み)ゆうゆう

精選版 日本国語大辞典 「幽憂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ゆう イウイウ【幽憂】

〘名〙 胸に深くおさめているうれい。また、うれい悩んでふさぎこむこと。
続日本紀‐天平九年(737)一二月丙寅「皇太夫人為幽憂久廃人事」 〔荘子‐譲王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「幽憂」の読み・字形・画数・意味

【幽憂】ゆうゆう(いういう)

鬱病。宋・欧陽脩〔楊を送る序〕予(われ)嘗(かつ)て幽憂の疾り。~にして琴を友人孫に學び、宮聲數引を受け、久しうして之れを樂しむ。疾の其の體に在るを知らざるなり。

字通「幽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android