幽昧(読み)ゆうまい

精選版 日本国語大辞典 「幽昧」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐まいイウ‥【幽昧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 奥深く暗いこと。明らかでないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「神代幽昧(ユウマイ)なりしによりて、西の偏(ほとり)の国にして、おほくの年序をおくられけるにこそ」(出典神皇正統記(1339‐43)上)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐離騒〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽昧」の読み・字形・画数・意味

【幽昧】ゆう(いう)まい

ほの暗い。〔楚辞離騒〕夫(か)の黨人の偸樂なるを惟(おも)ふ 路、幽昧にして以て險隘(けんあい)なり

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