幽襟(読み)ゆうきん

精選版 日本国語大辞典 「幽襟」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きんイウ‥【幽襟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奥深い心。幽雅な心。
    1. [初出の実例]「楽矣美矣 幽襟足賞哉」(出典万葉集(8C後)一七・三九六七・題詞)
  3. 気がめいってはればれしない気持
    1. [初出の実例]「客路無多冬日暖、出郊徐歩散幽襟」(出典:蕉堅藁(1403)将往近県留別観中外史)
    2. [その他の文献]〔唐玄宗‐送賀知章帰四明詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽襟」の読み・字形・画数・意味

【幽襟】ゆうきん

幽衿

字通「幽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android