幾何級数的(読み)きかきゅうすうてき

精選版 日本国語大辞典 「幾何級数的」の意味・読み・例文・類語

きかきゅうすう‐てきキカキフスウ‥【幾何級数的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ある事物事象が、常に前の場合の何倍かをかけた数に増える、すなわち幾何級数(等比級数)のように増える傾向にあるさま。
    1. [初出の実例]「一人から二人、二人から四人、四人から八人といふ風に幾何級数的に伝播する」(出典:露西亜評論‐大正八年(1919)七月号・油断のならぬ現象〈今井政吉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android