広本進(読み)ヒロモト ススム

20世紀日本人名事典 「広本進」の解説

広本 進
ヒロモト ススム

大正・昭和期の日本画家 新興美術院副理事長。



生年
明治30(1897)年8月11日

没年
平成3(1991)年10月15日

出生地
愛知県蒲郡市

別名
雅号=安楽窩

学歴〔年〕
京都絵専研究科〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
新興美術院展内閣総理大臣賞〔平成3年〕

経歴
円山(応挙)派の流れをくむ風景画仏画を得意とし、代表作に比叡山延暦寺東塔院の大壁画二面などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広本進」の解説

広本進 ひろもと-すすむ

1897-1991 大正-平成時代の日本画家。
明治30年8月11日生まれ。大正元年京都で川村曼舟(まんしゅう)に入門し,のち山元春挙に師事する。昭和3年帝展で「赤目の渓谷」が初入選,特選となる。戦後,新興美術院会員となり,理事をへて副理事長。55年延暦寺(えんりゃくじ)法華総持院の東塔壁画を制作。平成3年新興美術院展で総理大臣賞。平成3年10月15日死去。94歳。愛知県出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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