広沢古墳群(読み)ひろさわこふんぐん

日本歴史地名大系 「広沢古墳群」の解説

広沢古墳群
ひろさわこふんぐん

[現在地名]右京区嵯峨広沢池下町

広沢池の南側池の端に点在する四基の古墳。台地の平坦部に立地し、標高約四〇メートル。四基とも古墳時代後期の円墳であるが、破壊が著しく、二基が辛うじて墳丘の一部と石室の一部を残す。消滅した古墳のなかに、昭和三一年(一九五六)に発掘調査したものがあり、比較的詳しく古墳の状況を知ることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android