20世紀日本人名事典 「広津桃子」の解説 広津 桃子ヒロツ モモコ 昭和期の作家 生年大正7(1918)年3月21日 没年昭和63(1988)年11月24日 出生地東京 学歴〔年〕日本女子大学国文科卒 主な受賞名〔年〕田村俊子賞(第12回)〔昭和46年〕「春の音」,女流文学賞(第20回)〔昭和56年〕「石蕗の花」 経歴父・広津和郎に協力、松川事件の真相究明に取り組む。昭和43年に亡父の思い出を綴った「波の音」で認められ、46年に「春の音」で第12回田村俊子賞、56年に「石蕗の花」で第20回女流文学賞を受賞。ほかの作品に「父広津和郎」など。平成10年神奈川近代文学館で「広津柳浪・和郎・桃子展―広津家三代の文学」が開催された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広津桃子」の解説 広津桃子 ひろつ-ももこ 1918-1988 昭和時代後期の小説家。大正7年3月21日生まれ。広津柳浪(りゅうろう)の孫。広津和郎の長女。父とともに松川事件の真相究明にとりくむ。昭和43年亡父の思い出をつづった「波の音」を発表。46年「春の音」で田村俊子賞,56年「石蕗(つわ)の花」で女流文学賞。昭和63年11月24日死去。70歳。東京出身。日本女子大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by