コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

広瀬周伯 ひろせ しゅうはく

2件 の用語解説(広瀬周伯の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

広瀬周伯 ひろせ-しゅうはく

?-1818 江戸時代後期の医師。
常陸(ひたち)(茨城県)谷田部藩医。杉田玄白に蘭学をまなぶ。文化5年天文学,地学,医学にわたる「三才窺管(さんさいきかん)」3巻を刊行。文政元年死去。名は信。号は紫山園。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

広瀬周伯

生年:生没年不詳
江戸後期の蘭学者。名は信,字は周伯,号は紫山園。杉田玄白の門人で谷田部藩(筑波市)藩医というが,詳しい事跡は知られていない。文化5(1808)年に刊行した『(図会蘭説)三才窺管』(全3巻)に蘭学者としての片鱗がうかがえる。同書は,天・地・人の三才を蘭説に基づいて理学的,医学的に説き図解した書で,地動説の紹介がみえるほか,自身による星や月の望遠鏡観測記事もある。またガラスを油煙で燻べらしてサングラスを作ることなどが述べられ,気圧計(ウェールグラス)の自製を試みて気体寒暖計の製作に至っている。<参考文献>原田謙太郎「広瀬周伯著『三才窺管』に就て」(『日本医史学雑誌』1326号)

(宗田一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の広瀬周伯の言及

【常陸国】より

…中でも中山信名の《新編常陸国誌》,宮本茶村の《常陸誌料郡郷考》,高倉胤明の《水府地理温古録》,赤松宗旦の《利根川図志》などが知られている。医学では水戸藩に原南陽・本間玄調,土浦藩に辻元順・安村江痴らが出,谷田部藩医広瀬周伯は《図会蘭説三才窺管》を著し,天文学,地学,医学の研究の概要をまとめて出版した。谷田部村名主飯塚伊賀七は,独力で木製和時計,測量器,脱穀機などを考案し,からくり伊賀七の異名をとった。…

※「広瀬周伯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

広瀬周伯の関連キーワード上田仲敏岡汝粛三好汝圭山野守嗣斎藤抱山蘭学階梯海上随鴎浅井周伯佐々木元俊下間良弼

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone