日本歴史地名大系 「庄下川」の解説 庄下川しようげがわ 兵庫県:尼崎市尼崎城下庄下川武庫(むこ)川の分流の一つで同川の東方を南流する。富松(とまつ)川・東富松(ひがしとまつ)川などの合流点(南塚口町八丁目)から左門殿(さもんど)川に合流する間の五九五四メートルを庄下川とよぶ。一級河川。弥生時代には河口であったとされる付近に、縄文時代後期と弥生前期の遺物を含む上(かみ)ノ島(しま)遺跡がある。中世は流域一帯が生嶋(いくしま)庄となり、庄の下流であるところから川名が生じたともいわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by