庇の大饗(読み)ヒサシノダイキョウ

デジタル大辞泉 「庇の大饗」の意味・読み・例文・類語

ひさし‐の‐だいきょう〔‐ダイキヤウ〕【×庇の大×饗】

平安時代大臣初任の時、寝殿庇の間で行った大饗宴。ひさしのたいきょう。→母屋もやの大饗

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精選版 日本国語大辞典 「庇の大饗」の意味・読み・例文・類語

ひさし【庇】 の 大饗(だいきょう・たいきょう)

  1. 大臣の大饗の一つ。大臣が初任の時、寝殿の庇の間で行なう大饗宴。⇔母屋(もや)の大饗
    1. [初出の実例]「ひさしの大饗せさせ給ひけるにも」(出典:大鏡(12C前)二)

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