精選版 日本国語大辞典 「庇の簡」の意味・読み・例文・類語 ひさし【庇】 の 簡(ふだ) 鎌倉幕府で、小侍所(こざむらいどころ)に属した番衆のうち、将軍に親しく近づくことを許された御簡衆(おふだしゅう)の姓名を記し、庇の御所にかかげた札。庇番の姓名を記した札。[初出の実例]「於二庇御簡一者、随二別仰一秋田城介、於二御所一、令レ清二書之一」(出典:吾妻鏡‐正嘉二年(1258)一二月一九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例