庇保(読み)ヒホウ

デジタル大辞泉 「庇保」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ほう【×保】

[名](スル)かばいまもること。庇護。ひほ。
家康を―弁護し」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「庇保」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ほ【庇保】

  1. 〘 名詞 〙ひほう(庇保)
    1. [初出の実例]「家康の伝を叙する作者は専ら家康を庇保(ヒホ)弁護し」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)

ひ‐ほう【庇保】

  1. 〘 名詞 〙 かばうこと。庇護すること。ひほ。
    1. [初出の実例]「己れの背後に有力者の庇保(ヒハウ)回護なきを」(出典:智慧袋(1898)〈森鴎外〉独り負ふべき荷)

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