序跋(読み)じょばつ

精選版 日本国語大辞典 「序跋」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ばつ【序跋】

  1. 〘 名詞 〙 書物はしがきとあとがき。序文跋文題跋。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「序跋ともに年号月日を書」(出典:俳諧・三冊子(1702)白双紙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「序跋」の読み・字形・画数・意味

【序跋】じよばつ

書の序と跋。

字通「序」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の序跋の言及

【題跋】より

…中国の文体の名称。明の徐師曾の《文体明弁》は題跋を,清の姚鼐(ようだい)の《古文辞類纂》は序跋類を立てている。題は書物の巻頭や書画の余白に書く短文であり,多くはその書物,書画に対する意見,感想などが述べられる。…

※「序跋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android