精選版 日本国語大辞典 「底不知」の意味・読み・例文・類語
そこ‐しらず【底不知】
そこ‐しれず【底不知】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 深くて、その底がわからないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「うらてなる底(ソコ)しれずの池に」(出典:やみ夜(1895)〈樋口一葉〉一)
- 「人生其のものが底知れず悲しく味気なくなって」(出典:冷笑(1909‐10)〈永井荷風〉九)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...