庖厨(読み)ホウチュウ

デジタル大辞泉 「庖厨」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ちゅう〔ハウ‐〕【××厨】

台所くりや。
「小さな―に行って…ソップを温めて」〈有島或る女

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精選版 日本国語大辞典 「庖厨」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ちゅうハウ‥【庖厨】

  1. 〘 名詞 〙 くりや。台所。勝手。また、そこでの仕事や、それをする人。
    1. [初出の実例]「然則百姓息肩、庖廚無乏」(出典:続日本紀‐宝亀一一年(780)八月庚申)
    2. 「宿直室の側にある小さな庖厨(ホウチウ)に行って」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
    3. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・上〕

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