庖厨(読み)ホウチュウ

精選版 日本国語大辞典 「庖厨」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ちゅうハウ‥【庖厨】

  1. 〘 名詞 〙 くりや。台所。勝手。また、そこでの仕事や、それをする人。
    1. [初出の実例]「然則百姓息肩、庖廚無乏」(出典:続日本紀‐宝亀一一年(780)八月庚申)
    2. 「宿直室の側にある小さな庖厨(ホウチウ)に行って」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
    3. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む