庚塚新田村(読み)かねづかしんでんむら

日本歴史地名大系 「庚塚新田村」の解説

庚塚新田村
かねづかしんでんむら

[現在地名]吉田町庚塚新田

北は米納津よのうづ村・雀森すずめもり村の耕地に接し、東は大通おおどおり川を境に松橋まつはし(現燕市)。元和四年(一六一八)長岡藩領、承応元年(一六五二)検地があり、もと米納津村と一村で五右衛門新田と称し、分地後改称したという(皇国地誌)。元禄郷帳は米納津村の枝郷とし、高二〇五石一斗余。以後、あまり変わらない。宝永八年(一七一一)佐渡山さどやま村との堰争いの文書に「庚塚村」とある(米納津物語)。元禄一五年(一七〇二)幕府領、文化一二年(一八一五)与板藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android