座銭(読み)ざせん

大辞林 第三版の解説

ざせん【座銭】

鎌倉・室町時代に、座の加入者が保護者である本所・領家に納めた金。座役銭。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ざ‐せん【座銭】

〘名〙
① 中世、特権を持つ座の構成員が、その代償として本所領家に収めた貢納銭。座公事座役銭。役銭。
※多聞院日記‐蓮成院記録・天文二年(1533)九月「市中検断并屋敷地子収納・屋形銭・座銭等之事」
江戸時代、江戸小伝馬町牢屋で、牢名主新入りの囚人から徴収した銭。
※禁令考‐後集・第一・巻二・元文三年(1738)五月「一あらゐ銭、又者座銭抔と申懸、銭為出申間敷候」
③ 江戸時代、幕府公設の銭座で鋳造された銭。

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