座銭(読み)ざせん

精選版 日本国語大辞典 「座銭」の意味・読み・例文・類語

ざ‐せん【座銭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 中世、特権を持つ座の構成員が、その代償として本所、領家に収めた貢納銭。座公事座役銭。役銭。
    1. [初出の実例]「市中検断并屋敷地子収納・屋形銭・座銭等之事」(出典:多聞院日記‐蓮成院記録・天文二年(1533)九月)
  3. ② 江戸時代、江戸小伝馬町牢屋で、牢名主が新入りの囚人から徴収した銭。
    1. [初出の実例]「一あらゐ銭、又者座銭抔と申懸、銭為出申間敷候」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻二・元文三年(1738)五月)
  4. ③ 江戸時代、幕府公設の銭座で鋳造された銭。

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