庭師鳥(読み)ニワシドリ

デジタル大辞泉 「庭師鳥」の意味・読み・例文・類語

にわし‐どり〔にはシ‐〕【庭師鳥】

スズメ目ニワシドリ科の鳥の総称全長約30センチ。オーストラリア・ニューギニアの密林などにすむ。卵を産む巣とは別に、雄が枝などで小屋のような巣を作り、果実・花などを飾って周囲を美しく手入れする。あずまやどり。こやつくり。

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精選版 日本国語大辞典 「庭師鳥」の意味・読み・例文・類語

にわし‐どりにはし‥【庭師鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ニワシドリ科の鳥の総称。オーストラリア・ニューギニアに分布し、種によって密林や、樹木の多い草原にすみ、一八種知られている。大きさはツグミぐらいで、ゴクラクチョウに近い種類だが羽色は一般に美しくない。雄は繁殖期に、ダンス場をつくったり、地上につくった構築物(あずまや)のまわりをきれいにする特異な習性がある。こやつくり。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「庭師鳥」の解説

庭師鳥 (ニワシドリ)

動物。ニワシドリ科に属する鳥の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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