最新 地学事典 「庵川層」の解説
いおりがわそう
庵川層
Iorigawa Group
九州東部日向地域の新第三系。宮崎県遠見山半島・男鈴山の中新世酸性岩類に密接に伴われ,その直下に出現。火成岩・砂岩・頁岩・チャートなどの円~亜角礫を特徴的に含む非海成層。遠見山半島では門川層群を,男鈴山では日向層群を傾斜不整合に被覆。基底礫岩に始まり,下部に粗粒砂岩,上部で角礫凝灰岩が卓越。上位の男鈴山酸性岩とは整合関係。層厚数十m~300m以下。時代は中新世前期後半とみなされる。参考文献:橋本勇ほか(1959) 九大教養研報,6号:29
執筆者:坂井 卓
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

