卓越(読み)タクエツ

デジタル大辞泉 「卓越」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「卓越」の意味・読み・例文・類語

たく‐えつ‥ヱツ【卓越】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他のものよりも、はるかにすぐれていること。他にぬきんでてひいでること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「たとひ卓越(タクエツ)才芸あり共、度量大やうに伸候はずば、中々治道の工夫中(あたり)申まじく候」(出典信長記(1622)一上)
    2. [その他の文献]〔晉書‐華譚〕

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普及版 字通 「卓越」の読み・字形・画数・意味

【卓越】たくえつ(ゑつ)

すぐれる。宋・軾〔李薦(方叔)に答ふる書〕長箋を辱(かたじけ)なうし、~感慰深し。古賦詩を惠示せらる。詞氣卓越、ならず、甚だ喜ぶべきなり。但だ(すこ)しく冗(じやう)に傷(やぶ)る。後(のち)當(まさ)に稍(やや)之れを收斂すべし。

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