デジタル大辞泉 「廂番」の意味・読み・例文・類語 ひさし‐ばん【×廂番】 鎌倉幕府の職名。廂の御所に交代で宿直して将軍を護衛する役。1番から6番まであり、それぞれ10名前後であたった。廂の衆。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「廂番」の意味・わかりやすい解説 廂番ひさしばん 鎌倉幕府の職名。正嘉1 (1257) 年に設けられ,将軍の廂御所に番を定めて宿直,警固を任務とした。 10人を1番として6番あり,文応1 (60) 年には1番の人数を 12人とした。建武新政府も鎌倉の征夷大将軍成良親王のもとにこの職をおいた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報