日本歴史地名大系 「延命寺村」の解説 延命寺村えんめいじむら 鳥取県:八頭郡郡家町延命寺村[現在地名]郡家町延命寺山路(やまじ)村・大坪(おおつぼ)村の東方、私都(きさいち)川南岸に位置する。文化元年(一八〇四)まで道場(どうじよう)村と称していたが、同年「元来当村之儀ハ、往昔延命山道場寺と申寺号ヲ以、村名付候と言伝へ申候事故」、今度山号のほうをとって村名としたいと願出、認められた(在方諸事控)。拝領高は三一二石余。本免五ツ九分。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「因幡誌」によると高三七〇石、竈数二〇余。「因幡志」では家数三一、産土神は貴船(きぶね)大明神(現貴布禰神社)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by