延命息災(読み)えんめいそくさい

精選版 日本国語大辞典 「延命息災」の意味・読み・例文・類語

えんめい‐そくさい【延命息災】

  1. 〘 名詞 〙 命を延ばし、わざわいをとめること。長寿無事息災延命。えんみょうそくさい。
    1. [初出の実例]「女は、おしなべてはゑんめいそくさいを旨として」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「延命息災」の解説

延命息災

命を延ばし、わざわいをとめること。長寿と無事。

[使用例] 頭寒足熱は延命息災の徴と傷寒論にも出て居る通り夏目漱石吾輩は猫である|1905~06]

[類語] 息災延命

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android