デジタル大辞泉
「無事」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぶ‐じ【無事】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① とりたてて事のないこと。平穏であること。平和であること。また、そのさま。有事に対していう。
- [初出の実例]「無為自無事、垂拱勿労塵」(出典:懐風藻(751)侍宴〈藤原総前〉)
- 「今逆徒不レ測滅て天下無事に属すと雖」(出典:太平記(14C後)一二)
- [その他の文献]〔戦国策‐燕策・文公〕
- ② 無病で、健康なこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「二才之御曹子様人質に信長へ有御渡、御無事之由」(出典:上杉家文書‐元亀四年(1573)四月二五日・河上富信書状)
- ③ 作為をもって行なわず自然のままであること。また、そのような境地やさま。
- [初出の実例]「只道士の術を学んで、無為(ぶゐ)を業とし、無事を事とす」(出典:太平記(14C後)一)
- [その他の文献]〔老子‐六三〕
- ④ 過失や事故がないこと。無難であること。また、そのさま。
- [初出の実例]「一人成供、何かと申者も候はば、又、其に付て、一見する者も御座候はば、此御ブヂ罷成難し」(出典:三河物語(1626頃)二)
- ⑤ するべき事がないこと。暇なさま。
- [初出の実例]「冬は何事をも調がたし。故に夏は鬧はしくして、冬は無事也」(出典:東路記(1685)美濃関が原より越前の敦駕へ行道)
む‐じ【無事】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ぶじ(無事)
- [初出の実例]「御くにもとわみなみな、御むしのよしに御さ候や」(出典:捷解新語(1676)一〇)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「無事」の読み・字形・画数・意味
【無事】ぶじ
何事もなし。〔老子、五十七〕我(われ)無事ならば、民自ら富み、我無欲ならば、民自ら樸なり。字通「無」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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