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延長川 えんちょうがわ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

延長川
えんちょうがわ
extended river

地盤の隆起や海面の低下によって元の海底堆積(たいせき)面が陸上に現れると、川はこの上を引き続き流れて、新たな海岸線まで流路を延長する。この延長した部分を延長川という。一般に海底堆積面は急傾斜であるため延長川はただちにその新たに出現した面を刻む。元の平野部は台地状の地形をなすことが多い。宮崎平野や北見盆地などの隆起海岸平野上には延長川がみられ、隆起した堆積面を刻んで流れている。山茂美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の延長川の言及

【海岸平野】より

…浜堤の上に砂丘が発達している場合も多い。海が退き,陸地が拡大するにつれて,従来からあった河川はその流れを延長して新しく陸化した地表面を流れる(この河川を延長川extended riverという)。その後,海面の低下や地盤の隆起が継続すれば,延長川によって低地は切りこまれて崖ができ,台地状の地形となる。…

※「延長川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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