日本歴史地名大系 「建丁」の解説 建丁たてちよう 岡山県:高梁市松山城下建丁[現在地名]高梁市荒神町(こうじんちよう)正善(しようぜん)寺の南、柿木(かきのき)丁と鍛冶(かじ)町の間に位置し、正善寺から荒神丁の荒神社西角に至る道沿いにあった家中屋敷町。藩主水谷氏時代には「荒神町横町」とよばれていたようで、元禄(一六八八―一七〇四)初年の改では「荒神町横町、長一丁廿九間、家数五十一軒、壱軒給人」とある(御家内之記「水谷史」芳賀家蔵)。家数五一はあまりにも多く、一一軒の誤りかもしれない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by