建長寺境内遺跡(読み)けんちようじけいだいいせき

日本歴史地名大系 「建長寺境内遺跡」の解説

建長寺境内遺跡
けんちようじけいだいいせき

[現在地名]鎌倉市山ノ内

JR北鎌倉駅の東約一キロメートルに位置する臨済宗建長寺派の大本山建長寺の境内に所在する遺跡。現境内には中世伽藍は存在せず、元弘元年(一三三一)の建長寺指図(建長寺蔵)は当時の伽藍をうかがい知る史料として重要である。発掘調査は昭和六一年(一九八六)に実施された庫裏改築に伴う調査と平成一二年(二〇〇〇)に実施された客殿得月とくげつ楼建設に伴う調査がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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