弁当持(読み)べんとうもち

精選版 日本国語大辞典 「弁当持」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐もち ベンタウ‥【弁当持】

〘名〙
他人弁当を持って従う人。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三二「弁当持も里農雨乞 神ならば神の御前に待て見よ」
② 弁当を持って出かけること。また、その人。腰弁
真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン「辨当持(ベンタウモ)ちで美術クラブに浸り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「弁当持」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐もち〔ベンタウ‐〕【弁当持(ち)】

弁当を持参すること。また、その人。腰弁。
他人の弁当を持って付き従う人。転じて、ある人に付き従って機嫌をうかがう人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android