弊履(読み)ヘイリ

デジタル大辞泉 「弊履」の意味・読み・例文・類語

へい‐り【弊履/×敝履】

破れた履物。また、何の価値もないもののたとえ。
「勢の去る所は之を棄つること―より易し」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「弊履」の意味・読み・例文・類語

へい‐り【弊履・敝履】

  1. 〘 名詞 〙 やぶれたはきもの。やぶれぞうり。また、ねうちのないもののたとえにもいう。
    1. [初出の実例]「有川の姓を棄つるは弊履を擲つより容易である」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉七)
    2. [その他の文献]〔何遜‐賦詠聯句〕

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普及版 字通 「弊履」の読み・字形・画数・意味

【弊履】へいり

古草履。

字通「弊」の項目を見る

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