弓場始め(読み)ユバハジメ

デジタル大辞泉 「弓場始め」の意味・読み・例文・類語

ゆば‐はじめ【弓場始め】

平安・鎌倉時代天皇弓場殿で、公卿以下殿上人てんじょうびと賭弓のりゆみを見る儀式。陰暦10月5日に行われた。射場始め
武家で、年初または弓場の新造などのとき、初めて射技を試みる行事。的始め。弓始め

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 賭弓

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android