弓場始め(読み)ユバハジメ

デジタル大辞泉 「弓場始め」の意味・読み・例文・類語

ゆば‐はじめ【弓場始め】

平安・鎌倉時代天皇弓場殿で、公卿以下殿上人てんじょうびと賭弓のりゆみを見る儀式。陰暦10月5日に行われた。射場始め
武家で、年初または弓場の新造などのとき、初めて射技を試みる行事。的始め。弓始め

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 賭弓

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android