引きはこゆ(読み)ヒキハコユ

デジタル大辞泉 「引きはこゆ」の意味・読み・例文・類語

ひき‐はこ・ゆ【引きはこゆ】

[動ヤ下二]衣服の裾をたくし上げ、腰揚げをゆったりさせる。
「―・えたる男児をのこご」〈・一四四〉
[補説]用例は能因本では「ひきはこへ」と、ハ行に活用している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引きはこゆ」の意味・読み・例文・類語

ひき‐はこ・ゆ【引はこゆ】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 装束の裾を引きあげて、腰上(こしあげ)をゆったりとする。→はこゆ
    1. [初出の実例]「ひきはこえたる男児、また、こはぎにて半靴(はうくゎ)はきたるなど」(出典枕草子(10C終)一四四)

引きはこゆの補助注記

能因本ではすべて「ひきはこへ」と、ハ行になっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む