引き子(読み)ひきこ

精選版 日本国語大辞典 「引き子」の意味・読み・例文・類語

ひき‐こ【引子・挽子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 客引きをする者。客引き。
    1. [初出の実例]「引子(ヒキコ)ども、田舎の客とおもひ、むりに引こみ」(出典咄本・新選臍の宿替(1812)一)
  3. 車屋が雇って抱えておく車引き
    1. [初出の実例]「今では車の三四輌も持ち曳(ヒキ)子を置て稼(かせが)せれば」(出典:東京絵入新聞‐明治九年(1876)四月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む