引き捨てる(読み)ひきすてる

精選版 日本国語大辞典 「引き捨てる」の意味・読み・例文・類語

ひき‐す・てる【引捨】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ひきす・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. ① ひっぱっていって捨てる。また、捨てる。
    1. [初出の実例]「郡里の人ともにして戊辰(つちのえ)歳にしきの上(かみ)の長谷河の中に引すてつ」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
  3. ② 引き抜いて捨てる。
    1. [初出の実例]「引すつる岩がきぬまの菖蒲草思知らずも今日にあふかな〈小弁〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑一・八七五)
  4. ③ 刃物などで、引き切っておとす。
    1. [初出の実例]「脇指ぬきもあへず腕二つ三つ引捨(ヒキステ)」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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