小弁(読み)しょうべん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小弁」の解説

小弁 しょうべん

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代歌人
太政官の左右弁官局の少弁(和名では「すないおおともい」)の職にあった官吏か。「万葉集」に歌がのる春日蔵老(かすがのくらの-おゆ)(僧名は弁基)の子ともいう。
格言など】高島の阿渡(あと)の水門(みなと)を漕ぎ過ぎて塩津菅浦(しほつすがうら)今か漕ぐらむ(「万葉集」)

小弁 こべん

?-? 平安時代中期の歌人。
朱雀(ごすざく)天皇の皇女祐子内親王につかえ,内親王家の歌合わせにたびたび出詠。天喜(てんぎ)3年(1055)の「六条斎院物語歌合」に「岩垣沼物語」をつくり,賞賛された。歌は「後拾遺和歌集以下勅撰(ちょくせん)集におさめられている。一宮小弁,宮小弁とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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