デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小弁」の解説
小弁 しょうべん
太政官の左右弁官局の少弁(和名では「すないおおともい」)の職にあった官吏か。「万葉集」に歌がのる春日蔵老(かすがのくらの-おゆ)(僧名は弁基)の子ともいう。
【格言など】高島の阿渡(あと)の水門(みなと)を漕ぎ過ぎて塩津菅浦(しほつすがうら)今か漕ぐらむ(「万葉集」)
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...