引っ攣る(読み)ヒッツル

デジタル大辞泉 「引っ攣る」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐つ・る【引っ×攣る】

[動ラ五(四)]ひきつる」の音変化。「足の筋が―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引っ攣る」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐つ・る【引攣】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 「ひきつる(引攣)」の変化した語。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「筋が引釣(ヒッツ)る」(出典日本橋(1914)〈泉鏡花〉五六)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 引っぱる。
    1. [初出の実例]「天窓(あたま)の皮を引(ヒッ)つったので」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android