引声念仏(読み)インゼイネンブツ

デジタル大辞泉 「引声念仏」の意味・読み・例文・類語

いんぜい‐ねんぶつ【引声念仏】

ゆるやかな曲調阿弥陀仏名号を唱えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「引声念仏」の意味・読み・例文・類語

いんぜい‐ねんぶつ【引声念仏】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。ゆるやかな曲調で阿彌陀如来の名をとなえること。→引声阿彌陀経

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「引声念仏」の意味・わかりやすい解説

引声念仏
いんぜいねんぶつ

円仁が中国五台山から伝えた念仏法。音楽的な調べに乗せて歌う形の念仏で,比叡山常行三昧堂で円仁がこの念仏を行なったとされる (851) 。これはやがて不断念仏に受継がれたといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android