引摺餠(読み)ひきずりもち

精選版 日本国語大辞典 「引摺餠」の意味・読み・例文・類語

ひきずり‐もち【引摺餠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 賃餠一種。数人で組み、注文を出した家へ餠つきの道具を持って行って、餠をつくこと。また、その餠。ひきずり。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「引摺り餠は釜売が釜を焚き」(出典:雑俳・柳多留‐一六四(1838‐40))
  3. 埼玉県一部で、七歳の紐解き祝の時、家から神社まで臼を引きずりながら餠をついて行く行事

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android