引解(読み)ひっとき

精選版 日本国語大辞典 「引解」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐とき【引解】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 綿ぬきの着物。冬に用いた綿入れの綿を抜き、裏を引き解いて夏の単衣としたもの。ひきとき。
    1. [初出の実例]「綿貫 引解(ヒットキ) むかしは今のごとく四季折々の衣服なく、綿をぬきて袷とし、またときはなして解分衣といへり」(出典随筆・本朝世事談綺(1733)一)
  3. ひきときむすび(引解結)

ひき‐とき【引解】

  1. 〘 名詞 〙ひっとき(引解)
    1. [初出の実例]「洗濯の後は袷となるまでも先ひきときの引わかれぬる」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む