引通(読み)ひきとおし

精選版 日本国語大辞典 「引通」の意味・読み・例文・類語

ひき‐とおし‥とほし【引通】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 終わりまで引き続けること。一つのものをずっと引きとおすこと。
    1. [初出の実例]「箱館より引通しの馬雇て松前へゆくとき」(出典:俳諧・斧の柄(1811))
  3. ② 糸やひもなどを物の中に引いて通すこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「鉤の上二三寸のところにヒキトホシの鉛錘を附け」(出典:風俗画報‐二五三号(1902)動植門)
  4. ③ 藺草(いぐさ)の長いものを用いて、中で継がないでそろえて織った備後表(びんごおもて)。
  5. ④ 建築の曲線からなる部分の両端を結んだ線。その水平に対する傾斜の度合を引通し勾配という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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