弥山村(読み)ややまむら

日本歴史地名大系 「弥山村」の解説

弥山村
ややまむら

[現在地名]筑穂町弥山

嘉穂盆地の南東部、弥山岳(三七七・七メートル)の南麓、穂波ほなみ川上流域の右岸に位置する。西は内野うちの村、東は内山田うちやまだ(現桂川町)、南は嘉麻かま東畑ひがしはた(現嘉穂町)夜須やす櫛木くしぎ(現夜須町)。かつては土師はじ(現桂川町)に属し弥山田と称していたともいわれる(続風土記・地理全誌)。矢山村ともみえる(別本「続風土記附録」)。小早川時代の指出前之帳では弥山村の田一八町八反余(分米三三五石余)・畠一四町七反余(分大豆四二石余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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