張弓(読み)はりゆみ

精選版 日本国語大辞典 「張弓」の意味・読み・例文・類語

はり‐ゆみ【張弓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 弦をかけて張った弓。また、その形をしたもの。
    1. [初出の実例]「なぞ、なぞといふほど、心にくし。天にはりゆみといひたり」(出典:枕草子(10C終)一四三)
  3. 弓のように竹を張って野獣をとるわな。
    1. [初出の実例]「鳴子・はり弓(ユミ)取出し、近の山陰に狸のかぎりもなくあれける、これを捕えて」(出典浮世草子好色一代男(1682)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「張弓」の読み・字形・画数・意味

【張弓】ちようきゆう

弓を張る。

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