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張釈之 ちょうしゃくし Zhāng Shì zhī

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうしゃくし【張釈之 Zhāng Shì zhī】

中国,前漢の官僚。生没年不明。字は季。南陽の堵陽(しやよう)(河南省方城県)の人。〈ちょうせきし〉とも読む。財貨によって騎郎となり,文帝のときに爰盎(えんおう)の推薦で謁者僕射(えつしやぼくや)(宮殿の門をつかさどる)となった。臣下は下車すべき宮殿の門を,車のまま通過しようとした皇太子を不敬罪で弾劾したことから人物を認められ,昇進して廷尉にのぼった。司法長官としての彼は,巡幸の列を犯した者や高祖廟の供えものを盗んだ者を,文帝の主観を排して法によってさばくなど,法の公平な適用を貫いたことでとくに注目される。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の張釈之の言及

【張釈之】より

…中国,前漢の官僚。生没年不明。字は季。南陽の堵陽(しやよう)(河南省方城県)の人。〈ちょうせきし〉とも読む。財貨によって騎郎となり,文帝のときに爰盎(えんおう)の推薦で謁者僕射(えつしやぼくや)(宮殿の門をつかさどる)となった。臣下は下車すべき宮殿の門を,車のまま通過しようとした皇太子を不敬罪で弾劾したことから人物を認められ,昇進して廷尉にのぼった。司法長官としての彼は,巡幸の列を犯した者や高祖廟の供えものを盗んだ者を,文帝の主観を排して法によってさばくなど,法の公平な適用を貫いたことでとくに注目される。…

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